サンプルの画像は、高圧縮のためと思われる諧調飛びがあって正確な判断ができませんが、こちらで見た感じでは多少バランスの崩れた印象はありますが、それほどに「青緑」の帯は感じません。
そちらの環境で、異なるカメラおよび現像ソフトの処理でも問題の現象が認められるということですが、そうなるとモニターの問題という推測もできます。モニターは液晶タイプを使われていると思い ますが、それの諧調表示方法は、8bit X RGB 以上のものですか。それとも、発光の点滅密度を制御して諧調を得る「フレームレート方式」ものですか。後者のタイプだと詳細な色調確認に問題があります。
それともうひとつ。サンプル画像の赤い部分と青い部分の関係は明度の違いはありますが、色相的には見事なくらい反転色になっています。このことは、双方の色が混合した特定のポイントで、限りな く無彩色に近づくことになりますが、このような時はホワイトバランスRGBの3色の内、Gのレベルの影響が作風に大きく影響します。サンプル画像のような光景ではこのGレベルをマゼンタ側に偏 りさせると好印象な画像になります。もしこれが緑側に偏っていると、ただ濁りとなるだけです。